キシリトールは合成の甘味料?虫歯予防にキシリトール

口の中で酸が出来る原因にならないキシリトールは、虫歯だけでなく口臭にも強い味方。

phが下がれば下がるほど臭いが強くなる口臭ですが、キシリトールはph5.7以下に下げない性質があり、普段タブレットやガムとして口の中に入れておくのに最適だと言われています。

そんなキシリトール製品。数えきれない種類発売されていて、なんとなく当たり前に利用していると思いますが、そもそもキシリトールは安全なのでしょうか。

そして、天然の甘味料と聞きますが本当のところどうなのでしょうか。

※当記事は引っ越してきた記事です。2015年~2017前後に執筆された記事ですが、記事移動に失敗して日時が更新されています。以前お読みいただいた方、デジャブになってしまっていたらゴメンナサイ。

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キシリトールは実は合成?

キシリトールは、もともと自然界に存在しているものです。
いちごやカリフラワーなど野菜や果物などにも含まれている点では、自然界のキシリトールに関しては天然の甘味料と言えます。
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一方で、虫歯予防などで販売されている商品に含まれているキシリトールは、天然のキシリトールと同じ化学式で表すことができますが、人工的に作られたものともいえます。

なぜなら、シラカバやカシの木由来の成分を加水分解し、さらに水素を添加して同じ分子構造になるように作られているからです。

 


(画像出典:ウィキメディア・コモンズ Wikimedia Commons)

 

つまり ” 天然由来成分を人工的に安定させた甘味料 ” ということになるかもしれません。

分類的にはキシリトールは「甘味料」の中では「人工甘味料」の中の「糖アルコール」に分類されます。

甘味料には天然甘味料と人工甘味料があり、天然甘味料とは自然の甘味を濃縮や精製したものであるのに対して、人工甘味料は人工的に作られたものです。

キシリトールはこの人工甘味料に分類されますが、人工甘味料の中でもアスパルテームなどの合成甘味料に分類されているわけではなく、あくまで天然由来の「糖アルコール」に分類されています。

 

キシリトールの安全性

副作用として、下痢になる可能性が無いとは言えないようです。

糖アルコールというのは小腸で吸収されにくいため下痢を引き起こすとのこと。
実際管理人も、キシリトール製品を突然食べると、おなかが緩くなります。
でも、

なぜか、毎日食べていると、下痢はしません。

 

この答えが、こちらに書いてありました。

「普通の」砂糖と比べ血糖値の上昇が小さい。この性質のため糖尿病や低炭水化物ダイエットを行っている人たちに好んで利用される。しかしながら、他の完全に消化されない物質(食物繊維など)と同様に、小腸で吸収されないため、糖アルコールを過剰に摂取すると鼓腸や下痢の原因となる。継続的に摂取するとほとんどの場合ある程度の耐性を生じ、これらの症状は見られなくなる。例外としてエリトリトールは小腸で吸収され、そのまま尿に排出されるので普通に摂取する濃度で副作用は起こらない。
(参考サイト:Wikipedia the free encyclopedia「Xylitol」「糖アルコール」)

 

キシリトール、マルチトール、スクラロースなどの糖アルコールにも同じことが言えるそうです。

WHO(世界保健機関)などで食品添加物の安全性が認められていますが、多量の摂取には注意が必要です。

キシリトールは公的機関では安全とされている

キシリトールは、WHOやFAOなど、世界的な機関意外に、日本でも、厚生労働省で食品添加物として認められています。

むし歯を予防する天然甘味料として、北欧諸国で多用され、チューイングガムやタブレットなどに使用されています。厚生労働省より食品添加物として認可されているほか、世界保健機関(WHO)や 国連食糧農業機関(FAO)もその効果を認めています。
(出典:厚生労働省e-ヘルスネット情報提供「キシリトール」)

キシリトール商品いろいろ

キシリトールを甘味料として使用した製品は数えきれないほどありますが、酸を作らない、phを下げないなどの虫歯や口臭の予防を考える上では、原材料の中の甘味料がキシリトールが100%に近ければ近い程有効ということに。

他の糖分が入っていてはキシリトールの効果を最大限に発揮できません。一般的には50%以上が推奨されているようです。個人的には90%をおすすめします。

主にガムなどでキシリトール配合による虫歯予防を謳っている製品があるが、ガムに含まれているキシリトールの比率が90%以上でなければ虫歯予防本来の効果は期待できない。 歯科専売のキシリトールガムは100%~90%となっているが、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで市販されているキシリトールガムは一部を除いて70~30%が主である。
(出典:Wikipediaフリー百科事典キシリトール

iHerbでキシリトール製品を見る

まとめ・虫歯予防と対策にキシリトール

いかがでしたか?キシリトールの安全性、合成か否かについての記事でした。

キシリトールは完全に天然ではないものの、天然由来成分の甘味料で、天然のキシリトールと分子構造は同じであることが分かりました。

また浸透圧などの関係で腸内で吸収されにくく下痢を引き起こす可能性があるものの、重大な副作用などは確認させておらず、食品添加物としての安全性が認められています。

キシリトール製品は数多くありますが、甘味料に占めるキシリトールの割合が100%に近ければ近い程効果が期待できるといいます。

酸を作らずphを下げないキシリトール製品を口に含むことは、唾液分泌との相乗効果で口臭対策にもなるかもしれません。

しかし、キシリトールにも他の甘味料にもまだまだ人体への影響などは完全には解明されていないので、摂るとしても、その人に合った量の「適量」取ることをおすすめします。

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