手作りマウスウォッシュでバイオフィルム除去

オーラルケア先進国のアメリカ発、ナチュラル志向の人におすすめの「手作りマウスウォッシュ」を紹介します。

シンプルなようで実は口臭対策最前線!

何といっても、数年前にアメリカや医学界をにぎわせた
” シナモンとペパーミントによるバイオフィルムの除去成功 ” のニュースにもピッタリの、旬の材料で作るマウスウォッシュなんです。

マウスウォッシュって、体に悪影響があるのでは?含まれる添加物が気になる!という人にとっては、喉のうがいを市販のマウスウォッシュで行うことに抵抗があるはず。

安心して喉うがいがしたい!という皆さんにもおすすめの、シナモン&ペパーミントの手作りマウスウォッシュを紹介します。

※この記事は引っ越してきた2017年頃の過去記事の1つで最近の記事ではありません。以前お読みになった方には申し訳ありません。記事移動に失敗して公開日が変わってしまいました。そのついでにと言ってはなんなのですが、古い情報も更新しました。

口臭対策最前線!バイオフィルム除去可能な成分とは?

シナモンに含まれる桂皮アルデヒド(シンナムアルデヒド・Cinnamaldehyde)という成分と、ペパーミントオイルの組み合わせで作られたミクロなカプセルの利用で、バイオフィルムの除去に成功したという研究結果がアメリカで話題になっています。

しかしシナモンやペパーミントなどの手作りマウスウォッシュのレシピがかなり昔から存在しているんですね。さすがオーラルケア先進国アメリカ。

ということで、すでにアメリカではこの最新の組み合わせを体験できる成熟したホームメイドのマウスウォッシュのレシピが民間レベルで数多く存在します。

今回ご紹介するレシピも、伝統的でありながら最新のマウスウォッシュということになりますね。

さて、マウスウォッシュの作り方の前に、憎むべき口内のバイオフィルムについて触れたいと思います。

ただちに除去したい「バイオフィルム」とは?

バイオフィルムとは、いろんな種類の細菌が集まって手を組み、強固になった共同体。

排水溝のぬめりで考えてください。数日掃除していないと、排水溝はどんどんヌルヌルして来ますね。そしていつしか取り除くことが困難になり、異常な悪臭を放ちます。

そのメカニズムはおそらくこうです。

口臭の大きな原因であるVSC(揮発性硫黄化合物)は嫌気性(酸素に触れると生育しずらい)の菌であるため、酸素が無い場所で元気になってしまいます。という事は、バイオフィルムに囲われて酸素が遮断されてしまうと、みるみる増殖してさらに臭いを放ってしまう・・・。

これが私たちの口の中でも起きているのです。プラーク(歯垢)などがバイオフィルムにあたります。残念です。歯磨きが重要な理由が分かります。

口内では、歯垢などがバイオフィルムの一つですが、口臭の大きな原因とも言われている舌苔のあの白いモノも、バクテリアたちが集まって出来たバイオフィルム。

排水溝のぬめりで考えても、落としにくさは想像出来ますが、舌苔が落としにくいのは、柔らかい舌の奥深くにまで入り込んでしまっている事が原因です。ゴシゴシ落とそうにも柔らかい舌には効き目無し。それどころか、舌苔を傷つけてしまい逆効果。

また、細菌が力を合わせてバイオフィルムになってしまうと、抗生物質さえ効かないという話も。

とにかく、そんな強固なバイオフィルムが、天然の素材で除去が可能だと証明され(研究者による実験に限る)話題になっているのですね。

そして、このようなことが話題になる以前から、シナモンやペパーミントなどのホームメイドマウスウォッシュが存在していることは大変興味深いです。

 

ハーブで有名なペパーミントは、ミントの中でもメントールが多く含まれ、抗菌効果はピカイチですっきりとした香りや清涼感もある事から、もともとオーラルケア製品の成分としても有名ですね。

さらにはシナモンにもペパーミントにも、消化器官の働きを促進する作用があり、胃や腸の不調による口臭にも効果が期待できます。またシナモンにはカンジダ菌の増殖を抑制する効果が確認されており、腸内カンジダを阻止するためには口内のカンジダ菌を減らすことが重要であることから、シナモンはマウスウォッシュの材料にとても適していると思います。

同時に、カンジダ菌を増やしてしまうとされる甘い物、炭水化物などの糖質やはちみつ含む甘味の摂り過ぎにも注意したいです。

ところでこのレシピは、バイオフィルム除去で話題のシナモンとペパーミントの組み合わせを、手作りマウスウォッシュに応用したものです。

話題の研究結果に見られるような効果はこのマウスウォッシュでは実証されていません。たまたまアメリカで以前から存在するホームメイドマウスウォッシュの作り方を応用したものです。

無添加手作りマウスウォッシュ(うがい薬)の作り方

※追記:この手のマウスウォッシュは一般的にメジャーなレシピですが、精油が溶けていない状態なので使用時にどれだけ混ぜても原液が口内の粘膜に刺激を与える事になる可能性があります

この組み合わせは、シナモンの抗菌作用、鎮静作用と、ペパーミントの抗菌作用、鎮静作用のダブル効果で口内や唾液中の細菌を減少させる事ができるかもしれません。

【材料】約2日分(薄め)
・水1カップ
・セイロンシナモンの粉 小さじ1(またはオイルorチンキの場合数滴を好みでドロップ)
・ペパーミントの精油 3~5ドロップ(好みで調節)

 

1.沸騰させた水に、シナモンとペパーミントの精油を加え10分ほど煎じる

2.粗熱を取り、網やストレーナーで濾して冷ます

 

(個人的にコーヒー用具で代用)

3.煮沸消毒した遮光ビンに注いで冷蔵保存する

たったこれだけ! たった3ステップ!
無添加なので数日のうちに使い切る事をお勧めします。このくらいの量ならすぐに使い切れるので大丈夫だと思います。

使うときは必ず良く振ってから使います

↓出来上がりはハーブティのような感じ。

 

濃さはお好みで調節してください。ピリピリして使いにくい場合はペパーミントを減らしてください。もっと刺激が欲しい人は配合を増やしてもいいかもしれませんが、刺激が強すぎると、口内へのダメージにもなりかねませんので、自己責任でお願いします。個人的には水200ml(1カップ)に対してシナモンは最大大さじ1まで、ペパーミントは最大5ドロップまでがいいと感じています。

シナモンもオイルやエキスを使う場合は、煮出さなくても、ただシェイクして即席で作ってもいいですね。

その場合、蓋のできるカップに水を 「うがい一回分」入れ、精油をそれぞれ1滴程入れ、蓋をしてシェイク。良くシェイクしないと精油のカタマリが口内について危険です。

手作りシナモン&ペパーミントマウスウォッシュの使用方法と感想

・口に含んで1分ほどグチュグチュして吐き出す

・さらに口に含んで30秒ほど喉うがいをガラガラして吐き出す

使用感は、ただただ「すっきり」。刺激に関しては物足りないくらいです。
シナモンが苦手な人にとってはきついかもしれません。

バイオフィルムが取れているという実感は全くありませんでしたが、試してみる価値あり?

喉のうがいは大変重要ですから、のどのうがいも忘れず行ってください。歯と舌苔だけきれいにしても、喉がキレイじゃないと意味なし。

手作りマウスウォッシュの注意点

・持病のある人、薬を服用中の人、妊娠中、授乳中の人は医師薬剤師に相談

・飲み込まない

・冷蔵保存する

・早めに使い切る

・よく振ってから使う!
(製品化された市販品ではないし、成分が完全に混ざるタイプのレシピではないため、成分の濃い部分が口内に触れて刺激がある場合があります)

ミントの副作用と注意点

・5歳以下の子供は使用しない

・妊婦さんは使用しない(堕胎作用がある可能性との情報も)

・授乳中の人は使用しない(ミントが母乳を抑制との話)

・高血圧の人は使用しない(ミントの血圧上昇効果)

・アレルギーのある人は使用しない(材料を確認)

・神経系の疾患(てんかんなど)のある人は使用しない(マヒ作用もあるミントが神経に悪影響を及ぼす恐れ)

シナモンの副作用と注意点

・稀に、シナモンに対してアレルギーのある方もいらっしゃいます。

・妊婦さん、授乳中の方は念のため使用しない

・シナモンに含まれるクマリンという物質を過剰に摂取すると、肝機能に障害を及ぼすことが確認されています。シナモンを利用する際は、セイロンシナモンをお勧めします。シナモンには、セイロンシナモンと、カシアシナモンがあり、カシアにはセイロンの数百倍とも言われる量のクマリンが含まれているとのこと。

・セイロンシナモンや、シナモンオイル、またはエキスを使う場合、パッケージに「セイロン」とは書いていません。
学名で「Cinnamomum verum」または「Cinnamomum zeylanicum」と書かれているか、
「cinnamon leaf」「cinnamon bark)と書かれていれば「セイロン」の可能性が高いです。
可能性が高いとしか言えず、信頼できるメーカーの物を選ぶ必要があります。

クマリンを多く含むカシアシナモンは、Cassia もしくは
学名で「Cinnamomum cassia」と表記されているかもしれませんし、ただcinnamonとだけ表記されている場合もあります。

シナモンの有効成分、桂皮アルデヒドの量が多いのはカシアシナモンなのですが、クマリンの量を考えた場合、セイロンを選ぶべきです。カシアかセイロンか書いてくれていないところが多いです。心配な場合は、粉末の「セイロンシナモン」を利用してください。

また、「cinnamon bark シナモンバーク」と書かれている場合、シナモンバークもセイロンシナモンですが、リーフが葉であるのにたいし、バークは樹皮でクマリンの量も多めです。しかし、シンナムアルデヒドの量も多いため、口臭対策にはリーフよりも効果が高い可能性があります。どちらにしても、カシアシナモンよりはクマリンの量は少ないですので、飲み込まないこと前提で考えて、カシア以外ならそれほど心配することはないと思います。しかし管理人は個人的に、オイルを使うならシナモンリーフが原料の製品を使っています。

(参考サイト:Wikipediaフリー百科事典 ” シンナムアルデヒド “)

ついでに歯のバイオフィルムも除去しよう

このブログでも紹介しているセラブレスシリーズは、バイオフィルムも視野に入れて作られた製品です。

セラブレスや、プロフレッシュは、もともと、舌苔の揮発性硫化物をターゲットにした製品を作っていますから、当然と言えば当然ですね。

しかし、通常、バイオフィルムはデンタルリンスやマウスウォッシュでのうがいなどでは、簡単に除去できないとされています。

そこで役に立つ可能性のある「シナモン&ペパーミントの手作りマウスウォッシュ」を紹介したのですが、これはあくまでも、シナモンとペパーミントが口内で、バイオフィルム除去の可能性があるかもしれない、という可能性を期待したものです。

特に、歯に付着したプラークは、歯間ブラシやフロスでは取り切れません。

歯科において、物理的に除去することが必要です。

まずは歯科で歯のバイオフィルムを取り除き、その上でデンタルリンスなどを利用することで変化が期待できるのかもしれません。

なぜなら、バイオフィルムを構成してしまうほどの強力な菌は、口内で異常に繁殖するからです。舌苔のバイオフィルムの除去だけにフォーカスしても、歯周病菌が歯に付着していたら、いとも簡単に菌が口の中を支配して元に戻ってしまうかもしれません。

 

手作りマウスウォッシュの材料(アイハーブで買う場合)


※出典:iHerb

iHerbで買えるセイロンシナモンパウダーたち

 


※出典:iHerb

iHerbで買えるオーガニックペッパーミント精油たち

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まとめ

今回はアメリカなどでは結構一般的な(手作り派には)シナモンのマウスウォッシュのレシピを紹介しました。

お料理みたいでしたよね。

管理人はアイハーブのファンなのでお買い物自体が楽しいです。

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