アイハーブで大人気のケチャップ、Annie’s Naturalsのオーガニックケチャップと、日本のケチャップの違い、そして、メジャーな海外のケチャップとの原材料の違いにも触れました。
Annie’s Naturals, オーガニック ケチャップ 24 oz (680 g)
Annie’s Naturalsのケチャップと日本のケチャップの見た目と味の違い
左がAnnie’s Naturalsのケチャップ。右が日本の一般的なケチャップです。
Annie’s Naturalsのケチャップは濃厚というレビューが多いのですが、管理人の味覚だと、酸っぱくて、甘いけど、特に日本のケチャップより濃い感じは受けませんでした。色は濃いと思います。
このまま放置して1時間後の様子です。
Annie’s Naturalsのケチャップ(左)は水分が多く出ているのが分かります。
日本のケチャップ(右)もほんのり水分が出ていますね。
原材料の違い
日本で売っている普通のケチャップの原材料は、大体
トマト、糖類(砂糖や、ブドウ糖果糖液糖など)、醸造酢、食塩、玉ねぎ、香辛料
といった材料が多いです。
一方、Annie’s Naturalsのオーガニックケチャップの原材料は、
*トマトペースト、*蒸留白酢、水、*サトウキビ、海塩、*タマネギ、*オールスパイス、*クローブ
で、*印の付いたものはオーガニックです。
日本の普通のケチャップはトマトを使っていますが、Annie’s Naturalsのはトマトぺーストと水ですね。
管理人的に一番注目したいのがサトウキビです!
よくあるケチャップで使われている
ぶどう糖果糖液糖などは、安価で化学的に製造できる糖類で、異性化糖と呼ばれる非常に人工的な糖です。
芋やトウモロコシのデンプンなどを液化、糖化、異性化、精製という化学的な作業を行った、ぶどう糖果糖液糖やHigh-Fructose Corn Syrupは、天然ものとは全く違う糖類です。
濃縮加水分解してぶどう糖等の糖に変えて、それをさらに甘くするために果糖に異性化させた、果糖の多い糖です。といっても、くだものの果糖と違って人工的な果糖です。
異性化液糖
でん粉をアミラーゼ等の酵素又は酸により加水分解して得られた主としてぶどう糖からなる糖液を、グルコースイソメラーゼ又はアルカリにより異性化したぶどう糖又は果糖を主成分とする液状の糖であつて、果糖含有率(糖のうちの果糖の割合をいう。以下同じ。)が50%未満のもの(以下「ぶどう糖果糖液糖」という。)、50%以上90%未満のもの(以下「果糖ぶどう糖液糖」という。)及び90%以上のもの(以下「高果糖液糖」という。)をいう。
出典:農林水産省HP「異性化液糖及び砂糖混合異性化液糖の日本農林規格」告示第二七七一号よりURL(http://www.maff.go.jp/j/kokuji_tuti/kokuji/k0000986.html)表から抜き出す加工をして利用
日本のケチャップ以外にも、有名な海外のケチャップの原材料でHigh-Fructose Corn Syrupと書かれているのは人工的な異性化糖の事です。
一方で、今日紹介しているAnnie’s Naturalsのオーガニックケチャップは天然のサトウキビが使われています。自然の糖を使っているのです。しかもオーガニック。
パッケージにもHigh-Fructose Corn Syrup不使用と明記されていますね。
”No High-Fructose Corn Syrup”となっています。
Annie’s Naturals, オーガニック ケチャップ 24 oz (680 g)
まとめ・Annie’s Naturalsのオーガニックケチャップは、体にも美味しい
という事で、日本の一般的なケチャップより酸っぱくて甘いのがOKの人、安心の材料で出来たケチャップを求めている人におすすめです。